今晃さんのこけしが好き。
こんにちは、きのう自分で髪を切ってまさしくこけしみたいになってしまいました。今月はお金のやりくりを見誤ってバカやってます。
私の大好きな今晃さんのこけしを初めて目にしたのは、2014年年発行の雑誌のブルータスで出会ったこの1ページ↓
困った顔のもいるし呆けた顔のもいるし、、、と衝撃だったのです。
もともと特別こけしが好きではない私が、今晃さんのこけしには夢中。
その楽しみ方を少しだけ。
□今晃さんとは
こんあきら さんと読みます。
1953年生まれ
□こけしの種類を簡単に
こけしには大きく分けて、「創作こけし」と「伝統こけし」があります。
前者は、自由気ままにフリースタイルで作るこけし。後者は東北の11の地域で分かれて引き継がれてきた形を元につくるこけしです。江戸時代から続くお師匠さんのこけしを、その弟子が真似ながら引き継いできたのです。
今晃さんはどちらも作られています。
□一体一体の性格を想像する
伝統こけしって「オリジナルじゃないんだ、がっかり。」と少し思っていましたが、見比べてみると、個性がある!
今晃さんの佐藤伊太郎を参考にしたものがこちら(伝統こけし)↓
よく似てる!
しかし、細部を見ると顔のパーツは、木の形にあわせて、わりと自由。
よく特徴をとらえていて、兄弟や、親戚ではあるな、、、と考えるのが楽しい。
私の家にいるなんとも言えない表情のこの子も遠い親戚でしょうか。
□今さんの発想
私は今晃さんの、変形型のこけしが特に好きです。写真は、干支のこけしたち。
個性溢れます。
□まとめ
今晃さんのこけしは、
一体一体が個性を持っていますが、
けして、みて私を!とは言いません。
のほほん、凛、と佇むこけし達。
優しくて、楽しくて、ちゃんと孤独のあるものに惹かれます。